ときめきスタイル社 店長Sの『東京彷徨かわら版』

Since1991年。たたかう古着屋『ときめきスタイル社』店長(社主)Sによる情報発信ブログです。雑誌掲載コラム、スタイリングの数々。そしてファッション及び服飾雑貨に関する考察などを掲載しております。

new balance MR993 偽物疑惑とインソール

ニューバランス『MR993』が日本で大人気となって久しい。 『M992』と並び、スティーブ・ジョブズが履いていた、なんて伝説もイメージを増幅し、M992が復刻を遂げてもなおMR993人気は衰えず、2012年に製造が中止され、「2度と手に入らぬ希少なデッドストック…

ときめきスタイル社 雑誌「PeeWee」 連載コラム 『古着屋かわら版』その5 シューレースについて、そしてニューバランスM1700GRA

えー、在宅ワークになればなるほど、のんきな自分時間の確保がムツカシイ今日このごろ、みなさんときめいてますか、そーですか。 久方ぶりのブログ更新。季節が変わらんうちに、取り急ぎ『古着屋かわら版』の生原稿をアップしときます。 雑誌『PeeWee』連載…

『ときめきスタイル社の色々。』予報

深まる秋の今日このごろ。 みんさんときめいてますか、そーですか。 さて、 ふるいけど前衛! 『ときめきスタイル社』および、モードカテゴリー『ときめきスタイル』に特化したニューサイト、『ときめきスタイル社の色々。』 Hatena発、全世界ネットで近日公…

ときめきスタイル社 雑誌「PeeWee」 連載コラム 『古着屋かわら版』その4 『素晴らしきときめき団員』、そして黒木華の『重版出来』

えー、秋の気配の今日このごろ、みなさんときめいてますか、そーですか。 さて、今回お届けするのは、雑誌『PeeWee』の生原稿。そう、確か連載4年目、9月発売の10月号。 我がときめきスタイル社に集う3名の精鋭が登場の、題して『素晴らしきときめき団…

ときめきスタイル社 雑誌「PeeWee」 連載コラム 『古着屋かわら版』その3 「さらば愛しき夏よ」そして、りょうオファーの話。

さらば愛しき夏よ 思い出をココロの中に散りばめた、自粛下の夏もそろそろ終わり。 秋のコーデに思いを募らす今日このごろ。みなさんときめいてますか、そーですか。 さて、本日「はてなブログ」の運営サイドからメールが届き、そろそろ新しい記事を書くよう…

ニューバランス M990史上最強モード 『M990BM5』× 旧型『 パタゴニア Lightweight Travel Tote Pack』

履きこなしの難しいニューバランスのM990v5。チョイとコーデを間違うと、周りの視線は「ん?おじさんのお散歩運動?!」などと問いかけてくる。 ニューバランスのフラッグシップに大金3万円を投下しても、メンタル的回収はほとんど見込めず、ふと弱気になり…

ときめきスタイル社 雑誌「PeeWee」 連載コラム 『古着屋かわら版』その2 『VIVID&ダークに潜行する』

なんとなく、もう梅雨が開けてしまった今日このごろ、みなさん、ときめいてますか、そーですか。 さて、今回は雑誌『PeeWee』生原稿の巻、第2段。 まだまだ梅雨がくすぶると思い、出しそびれていたヤツを2つほど。 どちらも梅雨の季節のおしゃれ対処法につ…

至高のNewBalance 初代M990(M990v1) 『M990BCK HORWEENレザー』& J.CREW別注『M990CBL』

『ファーストクラスの履き心地』なるキャッチフレーズを引っさげて、日本国内でのセールス展開となった『M990v5』だけれど、僕にはそこまでの感動ていうものは、ない。 v5だけでも計3足、『M990GL5』、『M990IG5』、『M990BM5』を所有しているけれど、それ…

これが『ときめきスタイル社』 雑誌「PeeWee」連載コラム『古着屋かわら版』その1

梅雨明けまだまだの今日このごろ、みなさん、ときめいてますか、そーですか。 さてさて今回は、前々回にお約束した、雑誌『PeeWee』に連載した、生原稿のお届けです! もともと我がときめきスタイル社では『ときめき通信』なる僕の手書き新聞を不定期に発行…

デンマーク発 至上の美時計 『JACOB JENSEN Rectangular 806』 ヤコブ・イェンセン806

僕も人並みくらい、嗜む程度に時計道楽を経てきたけれど、『ロレ』から『パテ』、『アラン・シルベスタイン』へと至り、そして今、最も気分を上げてくれるのがデンマークのデザイナー『ヤコブ イェンセン』作の角型クロノグラフ、JACOB JENSEN Rectangular 8…

ニューバランス M990 V5対決 M990GL5 vs M990IG5

「おんなじモノ、2つも買ってきてどうするの?!』なんて叱られそうだけど、僕にとっては全くの別物で、ニューバランスv5の美しき2点。 右は『M990GL5』、対して左は『M990IG5』。スエード製対ヌバック製のイカしたコンビである。スエードはチノパン用、ヌ…

『Gerba』(ヘルバ)キャップトゥシューズ VS チーニー CAIRNGORM 2R

『Gerba』(ヘルバ)キャップトゥシューズ。 重厚な皮革をグッドイヤー製法を用いて仕立ててあり、ちょっとやそっとではびくともしない、我が海外出張靴である。 稀にセレクトや本格靴屋に履いていくと「チーニーですか?」とお声をかけられ、なるほどジョセ…

『DelSey』アタッシュケース   シトロエンの国の業界アタッシュ

アタッシュケースに恋した男である。 幼少期の007ボンドアタッシュに始まり、『ゼロハリ』12に『リモワ』5つ、『Peroni』『Renwick』『Bill-Amberg』、諸々合わせると、おそらく30は下らぬアタッシュ道楽。最後にたどり着いたのがこの、フランス国は…

西岡恭蔵氏の思い出、『スタート』、松永希とRING LINKS 、そして本年もよろしくね!

新年あけましておめでとう。 で、こんな曲を。 西岡恭蔵氏、晩年の曲『スタート』である。 西岡恭蔵&KURO追悼コンサートからの一曲で、歌っているのは。RING LINKSの宮武希(現、松永希)さん。 イントロのペダルスチールが圧巻で、瞬時に新たなスタートの…

John Lobb 『Davos』 ジョンロブ ダヴォス さらば

John Lobbの『Davos』。モンクストラップチャッカ、といったところで90年代のジョンロブである。 ロブパリながらもドイツ経由で入手したものである。 アッパーのレザーのシボがペッカリーを彷彿させるが、浅草、今宮、各地の革職人氏に見ていただくと、グ…

リモワ プルタブ2輪サイドハンドル

街中をリモワが占拠した。いわんや空港、大阪の玄関口関空おや。シルバーのガラガラ隊の大氾濫であるが、よくよく見ると、アルミではなくABS樹脂やポリカーボネート製の亜流品、「よく似ている品」である。 もちろん色付きサルサのことではなく、『ハニーゴ…

グローブトロッター ネームタグ

小物における小物の話 グローブトロッターネームタグ コーディネイトの楽しさは小物使いにあり、一点手を加えることにより随分と引き締まったり調和が生れたりする。それも目立たぬごくごく小さいモノ。リング、ピンバッチ、靴ならシューレース・・・。そし…

『グローブトロッター オリジナル21インチ』×『トリッカーズ コードバン』

『グローブトロッター オリジナル21インチ』×『トリッカーズ コードバン』 ラゲッジと靴と旅する私と① おしやれは足元からの定説には抗えない。僕はレディスのスタイリングをするときは、まずシャツやスエター、コート等、上物一品が初めにあり、そこから…

新々『引越記』海峡の街へ!

えー、しばらくぶりのご無沙汰で、何故なら又々の引越しで、荷物片付け新居に馴染んだ今日このごろ、みなさんときめいてますか、そーですか。実は去年の秋からの候補地探し、汽笛とカモメと蠢く不夜城、そんな景観に引き寄せられて、遥々やってきたぜ海峡の…

『さらば東京』

僕には判官びいきの気があって、『ときめきスタイル社』にやってくるお客に対しても、仲間と連んでドカドカやってくるヤツよりも、ひとりぼっちでやってきて、伏し目がちに買い物しているコに対する方が数段優しくて、別にえこひいきしているわけやない。い…

アルミの誘惑 ビルアンバーグ ロケットバッグ

アルミフェチである。金銀プラチナ並べられ、さあ、どれが一番好きかと聞かれても、磨き込まれたアルミ合金が側にあれば、迷わず『こっち!』と指差すだろう。 思えば中学生半ばの頃から自転車に凝りだして、小旅行車のランドナー、憧れはフランスのルネエル…

ときめきスタイル社 - since 1991

『ときめきスタイル社の歴史』 ときめきスタイル社 今回は、皆様からのリクエストの多かった、ときめきスタイル社の歴史について語ろうかな。 そう、この古着屋が出来たのは1991年4月の事である。 大学卒業後、5社ほど広告代理店を渡り歩き、さあ、自…

『震災』、『うた』、そして、『桜』。

桜満開の今日この頃、遅ればせながら新年初回のブログである。昨年暮れの最終回では、新年からは週一更新云々と、殊勝な抱負を述べたけど、もともと締め切りに対する呑気な性格は変わりようもなく、いただいた皆さんからのお便りに、遅い年賀状を兼ねて返信…

『クリスマスイブ』、そして、『よいお年を!』

えー、知らない間にクリスマスイブである。せっかく快適な新居に引っ越したというのに、今月は半分以上が出張で、時差ぼけ酒ボケ重なって日時感覚全くなく、今朝のラジオで望月理恵に「イブですよ。」と教えられ、急遽サンタコスをクローゼットから引っ張り…

『雅姫』さま、『長峰菜穂子展』、『和田麻美子展』、『ときめき煽動ビラ』、『CUTiE』その他色々。

さて、午前中は三軒茶屋のティップネスで、筋トレとランを少々。 その後、ダイニングテーブルと食器を物色に、バスを乗り継ぎ自由が丘と目黒の街へ。 先ずは自由が丘この街は、雑貨とケーキと、上品おばはんと居酒屋『金田』の街。 しょっぱな『IDEE』の旗艦…

新『引越記』、ときめきスタイル社『レジ横』の話、『断捨離』、その他色々。

てな訳で、又また引越しました。 なんかね、まあ、部屋との相性がも一つで、3か月のみのお付き合いでエイヤッ!と決別、引越し先は旧居から歩いて僅か2分の距離、前と同じくナンバー町、そう、番長。 町名数字少々若くなり、道を隔てて2軒お隣は皇居であ…

名刺を作ろうと思い立った

さて、名刺を作ろうと思い立った。 前回の『引越記 その3』でも書いたように、僕の名刺はセンター横書き一行で、名前だけが記された、ただそれだけの極シンプルなものであり、それもいよいよ底をつき、何よりも某先生が同様の名刺をお使いらしく、対する相手…

引越記 その3

えーまたまた続きの第3弾である。 さて、転居先候補最後の頼みの綱は千代田区で、と言っても区の東南部、神田駅近辺はパチ狂&風俗命の街金にどっぷり浸かりきったアウトローサラリーマンにおでん屋で絡まれ、えらい目に会いそうやし、なによりも街が平坦、…

引越記 その2

えー前回からの続きである。さて、どこの町に住んだろかいな。 日々の日課の散歩充実、緑豊富で、街に起伏があって・・・、我が町歩きデーターと照合すると候補となるのは「杉並区」「世田谷区」『港区』「千代田区」あたりに絞られてくる。 まずは杉並区、…

引越記 その1

えー、さて、「ブログ更新せえへんから心配してんねんで」なんてお便りをいただいたりしたけれど、思えば約2カ月間の御無沙汰で、別に引き籠ってたんやなれば、ネットのつながらん僻地を流離ってたわけでもない。 実は引越しを決意したからで、そう、単に決…