ときめきスタイル社 店長Sの『東京彷徨かわら版』

Since1991年。たたかう古着屋『ときめきスタイル社』店長(社主)Sによる情報発信ブログです。雑誌掲載コラム、スタイリングの数々。そしてファッション及び服飾雑貨に関する考察などを掲載しております。

引越記 その2

えー前回からの続きである。さて、どこの町に住んだろかいな。

日々の日課の散歩充実、緑豊富で、街に起伏があって・・・、我が町歩きデーターと照合すると候補となるのは「杉並区」「世田谷区」『港区』「千代田区」あたりに絞られてくる。

まずは杉並区、学生時代に慣れ親しんだ阿佐ヶ谷復帰をふと考えて、駅前の不動産屋数軒回って物件情報を収集した帰り、ふらりと入ったスターロードの焼鳥屋で、タイダイのTシャツにインド綿で出来たロンジーのような巻パンツを合わせ、頭にバンダナ2重巻きした南正人みたいなおっさんにしつこく絡まれ、えらい目にあい、二度と中央線には戻らないことを固く決意。

次なる候補の世田谷区、スポーツジム「ティップネス」に通ってる三軒茶屋をふと考えたけど、なんとなく川上未映子が潜んでそうな街やなあ、と思っていたら、本当にお住まいのようなので却下とする。

まあ、彼女は旦那持ちやから関係ないねけど。あ、別に意味はありません、念のため。

ちなみに僕はシングルです。よろしくね。

他の世田谷区って、なんとなく佐藤カシワみたいに髪をピンピンにおっ立てて、ピンピントンガッタ靴を履き、ハミケツ状態のジャケットはおり、フェリージのブリーフケースなんぞを小脇に抱えてワインバーでスタンディングしてる人が多そうなのでなんやらなあ、であり、なによりも犬と同居してんと一人前とみなされないそうなので却下とする。

そしてお次に控えるは港区で、麻布十番この街は、僕が代理店(もちろん広告)にいたころに、ヒサコ女史のCM撮った街であり、うまい饂飩屋もあってふと考えたけど、大阪弁をしゃべっていると敵対組織としてマークされる、てなウワサであり、ションベンちびりたくないので却下とする。

さてさて次なる場所は同じく港区は南青山で、サラリーマン、そしてときめき時代にもリサーチでちょくちょく訪れた街であり、実はとある物件ほぼ決まりかけ、カーテンの採寸に出向いたとき、エレベーターホールで『Free & Easy』編集長の小野里氏そっくりおやじと、初期アムロみたいなケロ顔嬢とのツーショットとすれ違い、僕のスジではないことをカシコク悟り、そう、今やこの街はエイベックスの牙城やってんな。で、却下とする。

最後に残るは千代田区で、と書いたところで、もー紙ない。というのは嘘で、つい、ムカシのフレーズが出てしまったけど、ああ、ブログってやつはエンドレスのロールペーパーみたいになってんねんな。いつまでたってもやめられへん。 ヘンな癖がつきそうやから、今夜はこのへんで。

それでは又!!

画像

           阿佐ヶ谷スターロードの夜景 えらい目にあった