ときめきスタイル社 店長Sの『東京彷徨かわら版』

Since1991年。たたかう古着屋『ときめきスタイル社』店長(社主)Sによる情報発信ブログです。雑誌掲載コラム、スタイリングの数々。そしてファッション及び服飾雑貨に関する考察などを掲載しております。

ときめきスタイル社 雑誌「PeeWee」 連載コラム 『古着屋かわら版』その4 『素晴らしきときめき団員』、そして黒木華の『重版出来』

えー、秋の気配の今日このごろ、みなさんときめいてますか、そーですか。

さて、今回お届けするのは、雑誌『PeeWee』の生原稿。そう、確か連載4年目、9月発売の10月号。

我がときめきスタイル社に集う3名の精鋭が登場の、題して『素晴らしきときめき団員』の巻です!

ときめきスタイル社の団員たち

ときめきスタイル社の団員たち

えー、実を言うとこの回は、長い連載の中で時々やらかしてしまうやっつけ原稿、てなヤツである。

8月特例「お盆進行」なる編集体制で、通常よりも10日ほど早い原稿締切。

ふと忘れていて、ケツを叩かれ、急遽過去の秘蔵ショットを寄せ集め体裁整え完成させたものなのだ。

 

モデルその1。チョイと「Chara」似のミホちゃん。

前年の夏号にご登場時は、他のときめき団員、そして読者の『ときめキスト』の皆さんからも大人気を博した女のコ。

いろんなポーズをバッチシと決めてくれ、また夏になれば全貌をお見せします、お楽しみに!

 

モデルその2。紅色のグラデーションで怪しくキメてみたのがリョウコちゃん。

『DESIRE』時代の中森明菜×寺山修司率いる『天井桟敷』的イメージでコーデを組んでみた。

リョウコちゃんは笑顔がキュートな女のコ。But!当時のアングラ芝居や暗黒舞踏の資料をお見せし、メイクもクールかつイカス系に仕上げていただいた。

ミホちゃんとリョウコちゃん

ミホちゃんとリョウコちゃん

お盆進行に間に合わせた、やっつけ原稿の一丁上がりだったけど、今見返してみると、味わい深し。

 

編集部にはもう一つ、年末進行てな厄介なものもあり、我々服屋の超繁忙期とピッタリと重なり、毎年てんやわんやだったのである。

 

さて、秋の夜長。

最近TBSドラマ『重版出来』をアマゾンプライムで見返しており、黒木華演じる黒沢心のコーディネイトがすこぶるカワイ。

毎度、回を追うごとにキュートさが増し、かなりときめきチック。よかったら一回見てみ!

 

実は僕は、第一次学生時代のハタチのときに、S学館のコミック誌編集部でアルバイトに勤しみ、主な任務は使いっぱしりであった。

作家さんを回っての原稿受け取りと、グラビアページの撮影材料調達。ヒマなときはデスクワークで、読者からのアンケート集計、などなど。

はらたいらさんや『三丁目の夕日』の西岸良平さんのところに寄せていただくのが楽しみだった。

そして僕のいた編集部の1列おいてとなりが、現在『重版出来』連載中の『スピリッツ』編集部。

当時の編集長は白井勝也さん。傍から見て色々学ばせていただいた。

ドラマ『重版出来』。まさに、あるあるの宝庫である。

それでは又!