ときめきスタイル社 店長Sの『東京彷徨かわら版』

Since1991年。たたかう古着屋『ときめきスタイル社』店長(社主)Sによる情報発信ブログです。雑誌掲載コラム、スタイリングの数々。そしてファッション及び服飾雑貨に関する考察などを掲載しております。

ミャンマー国 『ヤンゴン』彷徨 その3

さて、早起きしてフェリーに乗ってヤンゴン川対岸へと渡る。
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わずか10分の船旅だが、船内ではビルマポップスが大音量で鳴り渡り、いろんな物売り屋台が店開き。
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車でトワンテーの村まで行き、
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陶器づくりの現場などを視察するが、
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そそるものがなく急遽ヤンゴン市内に引き返し、英語の通じそうなタクシーを探し出し、堪能な英単語を駆使して 「お願い、どこか、観光客、絶対行かない、とても不便、田舎、村、連れて行って、」と語りかけると、 「いい村があリます。たぶんあなたが、外国人訪問客の記念すべき第一号になるでしょう。」流暢な英会話でお応えくだすった。
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相変わらず、こんなタクシーである。なにやらカユかった。
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未舗装路を揺られること小一時間、とある集落に到着。
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駄菓子屋で水を買い、
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灼熱の大地をさすらっていると、美容室らしきものを発見。カメラを構えると 「ほうら、外人さんが撮ってくれるよ、こっち向こうね。」と、スタイリストさん(?)
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緊張の御様子で。
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さらに奥地へと歩を進めると何やらエエ香りが漂ってきて、つられて中をのぞいてみると、果たしてそこは居酒屋であった。 「なんやなんや、他所もんが来よったな」、てな感じのお出迎えで、
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ひるまずカメラを構えると、 店員のみなさん、ポーズをとってくれたりします。アニキ分が冴えてるな。イカスぜ、アキラ!
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どうやら、売り物は甕に入った焼酎のみで、アテはないらしい。イサギよい。本格酒場の鑑である。 興味深くクンクンしていると、アキラがコップに少しついでくれ、 「飲んでみるか」試飲の勧めで、無色透明、どうやら米系の焼酎のようである。 「おうよ、」受けて立ち、一気に飲み干すと、やんやの喝采で、「もっと飲め」、「いや、まだ明るい」、「気にするな」「気にする」午後2時30分の押し問答である。 金を払おうとすると、要らないという。いくら言っても頑として受け取らぬ。オトコマエである。 白昼、酒と対峙するストイックな酒道者。
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ヤンゴン市内に戻り、本日も19番街の屋台へ。串焼き担当の少女。 「昨日も来てくれたね、覚えているよ。」だとさ。ほっぺに塗ったタナカ(日焼け止めと装飾を兼ねる)がカワイ。
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それでは又!!